昨夜はちょっと楽しみにしていた研修がありました。
テーマは災害と心理学と糖尿病。
感想。『面白かった~!!』
元々心理学的要素が好きなのもありますが、
何故人は過去の歴史や経験を活かせないのか。それは私たちがなんやかんや言って生きているから。『自分は大丈夫だ』と人は思ってしまう生き物だから。
『宝くじで7億円当たる。』『車の事故で死ぬ。』
客観的リスクは圧倒的に車の事故で亡くなる方が高い。
なのに、人は『宝くじ買った!!7億当たっらどうしよう。』と思うが、
『車に乗ったら事故で死ぬ。』と思って日々車に乗る人はいない。
人は客観的リスクを主観的リスク認知のフィルターをかけ行動決定を行う。
これが『リスク認知のバイアス』⇒正常性バイアスと言う。
(危険や脅威が迫っても無視や過少視してしまう。異常を正常の範囲内と錯覚して捉える心理傾向)
でも『正常性バイアス』は非合理的な歪みではなく心の免疫システム。無ければ精神が参ってしまう。ならどうするか。
状況⇒行動のパッケージ化が必要。その為の事前行動計画やBCPであり、日ごろの訓練が必要。
(例)小さい頃から身に付いた地震(状況)がきたら考えず(正常性バイアスが働く前)にテーブルの下に入る(行動)。
これを知っているといないでは、計画やBCP。訓練の意味も変わってくる。
いや~面白かった。
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