私が担当しているご利用者さんに7年のお付き合いの方がいます。
後天性の視覚障がい者で最近は全盲状態になっている方。
モニタリングに訪問すると『最近目が見えないのに黄色い猫が見えるですよ。
他にも人が見える時もある。』とのこと。7年のお付き合いで初めて聴く話し。
う~ん。全盲でも幻視ってあるのかな?調べてみるとそのような症例に対応した方のブログを発見。
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10年位前のブログだけど興味深い。
シシャルル・ボネ症候群?
へ~。恥ずかしながら知らなった。認知症ではない可能性もある。
その方に自分は目を閉じると黒くなり、光の部分は赤黒く感じるけどどう見えているのか
伺うと『私はいつも電気がついているように真っ白にみえているんですよ。』とのこと。
その方だけかもしれませんが、それも知らなかった。
認知症を心配するご家族に、大事なのは認知症か否かではなく、その症状で本人や家族が困ってしまうことがあるかだと思いますと助言。今は本人家族ともに困っていないとのこと。
今まで白いキャンバスのような世界しかなかった。その世界に黄色い猫を認識し色を感じることが出来たという捉え方もできますねとお伝えしましたが、その対応は合っているのかな?そこで自分がぶれてしまってはそれこそ不安にさせてしまう。自信を持っていこう。
『どれだけ自分の事は自分で行えて認知症もなくても、全盲と言うだけで紹介できる施設は減ってしまいます。』
知人の老人ホーム紹介が言ってました。そんなものなんだ~。
ひとつどころか沢山勉強になったな。
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