そりゃないぜセニョール。
- 管理者
- 2024年9月20日
- 読了時間: 4分
皆さまおはようございます。
9/18は八千代市在宅医療・介護連携センター富川さま主催の『多職種 意見交換会』に参加してまいりました。
御参加されていたお仲間さまお疲れ様でした~。
テーマは『身寄りの無い方の支援について考える』
事の発端はざっくり話すとアンケート結果で『身寄りの無い方の入退院支援って医療側も福祉(ケアマネジャー)側も両方困っているよね。』って事になったため今年度、在宅医療・介護連携推進会議は設置主体の行政含め取り組むことになったから。
身寄りの無い方の契約行為や代理人や保証人、支払いや保証金って困る。医療職も困るからケアマネジャーにそれを求めてくる。ケアマネジャーにしてみたら、たまったもんじゃないけど、入院出来なくて困るのもケアマネジャーだったりする。急性期の受け入れを行っている病院側も入院費のとりっぱぐれの額って確か半端なかった気がする。
古いデータですが平成17年に患者負担金の未収金について全国の医療施設で調査が行われたところ、「未収金あり」と回答した施設は全体の93.5%を占めました。未収金合計額も、およそ220億円にものぼるそうです。
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何て記事もありました。更に医療費に消滅時効があるはず。
医療側がナイーブになるのも理解は出来ます。
身寄りの無い方への支援については①本人に判断能力はあるのか。②お金はあるのか。がポイントになる。制度で補えるものでは無い。
一応のマニュアルも見つけたが『身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定 が困難な人への支援に関するガイドライン』となっているのに、ある程度意思決定出来る前提に感じるし、マニュアルの手順の結果『じゃあ誰がやるの?』ってことになる内容。
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唯一補える制度があるとすれば『後見制度』
後見が発動されることを予測し、身寄りの無い方には『任意後見制度』からってことですが、現状利用している方は八千代市で2件とのこと。
そりゃそうだ。任意レベルの時に先を心配しお金を払う市民が多いならこのテーマで研修なんてやらないし、もし任意後見を利用するような意識高い市民はきっと身寄りの無い方でも
トラブルにはならない。
判断能力に不安がある身寄りの無い方への支援については、日常生活自立支援事業に繋げる事が現実的だが、利用まで1年や半年かかる絵に書いた餅のような事業になっている認識。現に昨日八千代市のコニュニティーFMふくろうでも、この日常生活自立支援事業の話をやっており、凄い便利な制度であるように紹介されながら『待機者がいて5ヶ月待ちです。』と話していた。
なので、最後の発表の際にその話をしたら上手く誘導された感がある。
『最近はそこまで待たないでも利用できるようになりました。』と社協担当者に話を繋がれました。
えっ!? だって昨日のラジオで言ってたやん。そりゃないぜセニョール!!
まあ、『繋』が私を表す漢字1文字と想っていますので別に良いですけど。
意見交換会では、様々な意見話が出ましたが、解決できる物でもなく最終的にはケアマネジャーに支援のお鉢がまわってくるとの話になっていたことを発表すると、最終的にはケアマネジャーやってくれると取られるような話しの持ってかれ方をされそうになった。
(私にはそうとれるように聴こえた。)
そりゃないぜセニョール!!
全力で否定しましたが、ここでも否定します。
私はどうしても救急搬送時に付き添いが必要な場合には救急搬送について行く事はあります(同乗はしません)。それは救急隊や病院に求められたからではなく、本人の状態から同行した方が良いと私自身が判断したから。そんな私でも入院時の契約行為は行いませんし、代理人にも保証人にも、ましてや保証金の立替なんて絶対に絶対にぜ~ったいにやりませんよ!!
情報は提供しますが、そこから先はケママネジャーの仕事では絶対にありません。
ならどうすればよいのか。
その為の多職種連携で、本日の多職種意見交流会ですよね?
多職種連携は誰かに支援を押し付けるのではなく、良い方法を考える事ですよね?
御参加頂いたお仲間さま!!今後も一緒に考えて行きましょうね<(_ _)>。
研修会、たくさんのご参加で、皆さんの意識の高さを感じました。
私も断言します。
入院の手続き、日用品の買い出し、帰れなくなってしまった時のお迎え、、、
ケアマネさんの仕事ではありません! 代理人、保証人、言わんやおや
院内にそのことが浸透されていないのは私たちの力不足、まだまだできることはありそうです。
皆さんとともに、八千代市に認め合い、支え合い、学び合う文化を作っていきたいですね!
青春アミ~ゴ!!