昨日は八千代市地域包括支援センター主催ケアマンジメント研修がありました。
講師の田中先生は20年以上のお付き合いで、私がペーペー(今もですが)の時から色々ご指導頂いた方です。研修内容もさすがと言った感じでした。
その研修を八千代市は地域包括支援センターの皆さまはどう受け取られたのか。
おそらく私は市内のケアマネジャーの中で、地域や行政に色々と協力している方のケママネジャーですし、田中先生が話したお考えや行政・包括の方とも想いは一緒に行動していると自負している私だからあえて言わせて頂きます。
絵に描いた餅は食べられないんです。
人は独りでは生きていけない。繋がりがあれば生きていける。介護保険制度の一番の功績で大罪なのは、保険を利用し繋がりを意図的に持つことが出来るようになったこと。
人は新しい事に取り組むには勇気がいる。
新しいことが興味関心が持てる物なのかどうかで行動するか否かが決まる。
現在の八千代市には意図的に構築されてできた繋がりに変わり得る、新しい繋がりとなる
地域の繋がりや支援はどこまであるのでしょうか。
それを各圏域コーディーネーターさんが頑張り作っていることは良く知っています。
なので、数年~10年後の未来では変わっているかもしれません。
でも今。リアルはどうやって乗り切っていくの?
行政説明で介護支援専門員の減少と今後おろらく増えていくことは無く減少していくと
明記された我々ケアマネジャー。
それは現状、行政としてケアマネジャーを増やしていくことは難しいと言われたことになる。
『ケアマネジャーが働きやすい八千代市』を目指し他の市から八千代ならケアマネジャーを生業としても良いと言われることを目標に活動している私はこれをどう受け止めれば良いのでしょうか。
ちょっと気分がくさくさしているのでもうちょっと言わせて欲しい。
そもそも、我々ケアマネジャーは給付管理があってはじめて報酬が成立する。
要介護者が要支援や自立になって、卒業となるとそれは嬉しいことだが現実的には収入減となる。それは被保険者も一緒。元気になると使えるお金が減る。お祝い金がでる訳でもない。意図的に構築されたその人が生きるに必要な繋がりも無くなってしまう可能性がある。
介護保険を卒業したらお祝い金がもらえたり、ケアマネジャーにも目標達成加算みたいなものがあれば話は別。抜本的な対策が必要。
地域支援を無報酬ボランティアで行うことで企業イメージが上がると捉えたり、私の様に
『客寄せパンダ』色々活動する事が会社の宣伝広告になると活動してくれる人って少ないし、無報酬で何でやらんといかんの?って意見を否定することもおかしい。だって、生業として専門職として皆働いている。専門職を無報酬で動かす発想が間違っている。
私は、このことは良く理解している。理解しているうえで、自ら客寄せパンダになっている。でもそんな人って奇特じゃないですか?
理想論だけでは『地域包括ケアシステム』や『地域共生』は本当に絵に描いた餅になってしまう。今回の研修内容を現実的かつ迅速に進めていきたいなら、皆がwinwin。
うま味がある方法を考える必要があると思います。
そういうことを考えるのは嫌いじゃない。奇想天外な案をひじりだし、行政に訴えて行こう。
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