皆さまおはようございます。
早速ですが、昨今の福祉用具の性能はすごいと感心させられます。
が、床ずれを防止する用具としては、『高性能エアーマット機能』+『体位変換機能』
この機能が2つ搭載されている物が上位機種と呼ばれるようになっておりそこが今の終着点になっているのが個人的イメージです。
床ずれ防止用具メーカーから多くの上記機能付きの商品が出ていますが、介護保険での
貸与関係によりおそらくモルテンの『オスカー』とケープの『ラグーナ』が有名では無いでしょうか。
この二つ。実は″似て非なり”の商品です。
何が違うのか(ご存知の方も多いでしょうが・・・)
オスカーは『床ずれ防止用具』コード171005
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ラグーナは『体位変換器』コード171006なのです。
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似ているのでラグーナを床ずれ防止用具でケアプランに記載し更に利用票(提供票)も
『床ずれ防止用具』で作成している事案が実は結構あるそうです。
『えっ!?でも返戻になっていない。』と思われる方もいるかもしれませんが、
我々ケアマネジャーの給付管理ではいわゆる貸与コード『17』までしか送られないので
これは返戻にはならないのです。でも貸与事業所のレセでは細かいコードまで送られています。(なので、国保連は歩行器と車椅子を同時貸与している事案等確認が出来ています。)
まあ、居宅はコード『17』しか送らず、ケアプランを国保連が確認するわけでもないので、この間違いを指摘されることはまずないと思いますが、、、、。
ちょっと細かい話をすると、制止型の床ずれ防止用具を利用していた方でケアプランのサービス内容に『床ずれ防止用具の貸与』と記載した方が、床ずれの悪化に伴い『ラグーナ』を貸与した場合。正確には『体位変換器の貸与』に計画変更をしないといけないと言うことです。まあ、そんなに意地悪な人はいないと思いますが、変更されていないと指導で、計画書にない体位変換器が介護保険で貸与されていることを指摘される可能性はあるかな~っと思います。
『床ずれ防止用具の貸与』や『福祉用具貸与(床ずれ防止用具)』とプランに記載するのではなく、『床ずれを防止出来る福祉用具の貸与(活用)』みたいに記載する方が良いのかな~って、個人的には思います。(あくまでも個人的にですよ。)
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