『ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会中間整理令』に対する私見。(その①)
- 管理者
- 2024年12月18日
- 読了時間: 4分
皆さまおはようございます。
☝
皆さまは一読されましたか?
ページ数も少ないので一読されることをお勧め致します。ここに我々の今後が書いてある。
以下、私見を述べたいと思います。
(地域におけるケアマネジメントの在り方)
○ 居宅介護支援事業所や地域包括支援センターにおけるケアマネジャー(主 任ケアマネジャーを含む。)は、在宅における介護サービスの要である。医 療・介護等を含めた地域の関係者とできる限り顔の見える関係を構築したう えで、利用者に適切な支援を行うことが重要である。
○ このような役割を果たすためには、要介護者や要支援者に対し、単に介護 保険サービスを積み上げる形でケアプランを作成するのではなく、日頃から 市町村等の地域の社会資源をよく把握し、かかりつけ医等医療を含む地域の 関係者と幅広く顔の見える関係を構築した上で、その利用者にとって適切な 支援が総合的かつ効果的に提供されるよう配慮することが重要である。
☝
このあと、アセスメントと担当者会議の重要性みたいな内容に繋がるのですが、
われわれの業務範囲に『日頃からの多職種との顔の見える関係性つくりから』が含まれていると明記されたことになる。
当会。日ごろから行政。地域。他職種職能団体との関係性構築に努め、研修会等で、交流の場を設け顔の見える関係性つくりを目指して活動しています。
今後も皆さまは参加すれば簡単に関係性つくりが構築できるよう努めてまいります。
NPO法人やちケアへの取り組みもそうかもしれませんね。
(居宅介護支援事業所における業務の在り方)
○ 居宅介護支援事業所において現にケアマネジャーが実施している業務につ いては、 ① 法定業務 ② 保険外サービスとして対応しうる業務 ③ 他機関につなぐべき業務 ④ 対応困難な業務 等に分類される。(具体的な業務のイメージについては、別添参照。)
☝
詳しくは別添を見て頂くと良いというか、この別添のみケアマジメントオンラインなどでもアップされているので見た方も多いのでは。
正直これは、薬にも毒にもなる。私は毒かなと思っています。
何故か、②~④において一言も『ケアマネジャーが行うべき業務ではない。』的な
『不適切』事案としてではなく、大前提に
『シャドーワークって誰もやる人いないから、今後もケアマネジャーに実費とらせてでもやってもらおう!!。今までもやってたし。どうせ今後もやってくれるんでしょ。』
的な思考があるように伺える。
②について今まで無償で行っていたことに対し、お金取るようになったって言えますか?
10年以上前の研修で少し変わったケマアマネ講師が『うちは申請代行費実費(確か千円か2千円と言っていた。)取ると言っています。お金かかりますよと言うとだいたいは本人や家族がやるようになる。』と言っていました。
先日お会いした単独居宅経営のカリスマ的社長さんは『申請代行はケアマネの行うべき支援だと思っています。』と言っていました。
それぞれなんです。ルールがない。
③④については地域に丸投げ。地域格差はでるだろうな。それも県・市町村レベルではなく
圏域レベルの(睦・八千代台・緑が丘西では全然違と言った感じ。)
どちらにしても、国が②~④に対し具体的な額の提示やその他含めルールを規定しないのであれば、我々のシャドーワークは変わらない。
結果、私の私見は『何も変わらない。』
本気で②について自費設定できたら、八千代市での想定額を話し合っても決めても良いのかもしれませんが、多分それ他の法律に触れ出来ない。
アンケートとって何となくの額を提示することが限界かな?
あ~思ったより時間が足りない。
すみません。その②に続きます。ご興味のある方はその②も読んでくださいね。
また、アップした『中間整理』を読んでの感想や疑問点。予測等。なんでも良いので、
良かったらコメントアップして下さい。
Comments