皆さまこんにちは。
介護保険次年度改定に向けて色々話しが出ています。その中で福祉用具と住宅改修について
話しがでていました。半分福祉用具屋さんなので今回はそのことと、長く福祉用具に関わっている中で個人的に思うことをアップします。
結論からお伝えすると今回も福祉用具・住宅改修共に追加はなさそうです。
本当は色々見直しても良い時期にきていると思います。
介護保険施行当初より一部福祉用具は値段も安くなっています。例えば四点杖などは貸与品目から除外されてもしょうがない。除外して購入品にした方がよいのではと個人的には思っています。(自社含め福祉用具貸与事業所に怒られそうですが・・・。)
財務省は介護保険での住宅改修のあり方に以前より意見しています。
自己の資産(住宅)に社会保険(介護保険)を利用し手すり等を付け結果的に資産価値が上がることは如何なものかとの事。まぁ財務省が言いそうなことですが、一理あるとも言えますのでいつかは介護保険での住宅改修制度はかなり厳しいものになるのかもしれませんね。
現在福祉用具貸与事業所はどこも大変な状況になっていると思います。介護保険施行当初は民間企業の参入および競争原理に則り貸与価格は自由設定だったんです。それが今は、標準価格と標準偏差による上限価格設定がされており、それが変動するので毎年度価格の見直しを国から強要されるんです。近々価格変更のご案内が各貸与事業所から届くと思います。
改定と重なりイラっとしていまいそうですが、貸与事業所さんも国の決まりで変更を余儀なくされていますので優しくしてあげて下さい<(_ _)>。
この制度って誰が得しているんだろう?昔みたいに法外な貸与金額を設定すような事業所はもう淘汰されていると思うけどな~。今後は見直し期間が長くなるような話もありますが。
そもそも、貸与品目や名称ももう見直してもよいでのはと思います。
『徘徊感知器』って誰も借りたくない名称ですよね。『見守り支援機器』とかに名称かえれば良いのに。
AIやICTの活用というのなら、通信機能のついている商品(見守りセンサーでも家族の携帯に連絡が行く商品だったりこの前紹介したラボットだったり)や排尿のタイミングを感知できるような予測機器等の電子商品を積極的に対象品目に追加すべきだと思います。
スマフォアプリも本当は追加してもよいかと思います。フレイル予防や認知症予防に特化したアプリなど。
そういえば介護保険ではないのですが、全国でも珍しい取り組みで八千代市のシルバー人材センターさんが今度行う取り組みがあります。
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これいいですよねー。
当会でも取り組めないかなと資料取り寄せたのですが、登録団体はお金がかかるとのこと。
うち貧乏だからな~。シルバー人材センターさんから始まりゆくゆくは八千代市が予算組んで市が登録団体になって頂き市民ご高齢の方が自由に使えるようになると面白いんだけどな~。そういった面も見直してくれないかな~。
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