皆さまおはようございます。
さて、皆さまの利用者さんにも訪問看護や訪問リハビリによるリハビリを受けている方がいると思います。
私の利用者さんにもいらっしゃるのですが、PTさんの介入が多い気がします。
そんな中、週2回の内1回をPTさん1回をOTさんによる訪問リハビリを受けている方がいるのですが、今月訪問すると表情が違うんです。
もともとPTさんのリハビリにも意欲的に取り組まれている方でそのPTさんからOTさんの利用お誘いもあったのですが、既往も多く入退院も繰り返し生死も彷徨うような方なので利用について『もしリハ増やすならPTでよい。』と何回か渋られた方です。
きっとOTさん支援介入が良いのだと思い、OTさんとは何をしているの?と伺うと、
『調理をしています。料理が苦手な療法士さんなので私が色々教えてあげているの。』と笑いながら話してくれました。本人曰くリハビリとヘルパーとの真ん中みたいな感じとのこと。(本当にOTさんが調理が苦手かどうかはわかりませんが(笑))
多少気難しい(プライドと自身の考えをしっかり持たれている方)なので人の介入等を嫌う方だったので以外でした。
入退院や生死を彷徨う中で、その方がたどり着いた主訴。『いつまでも調理がしたい。』
そこにPTさんが気づき支援を繋げて下さった。
本人の想いを関わりある方が理解してくれているという安心感。
調理を共に行いながら、状態やバイタルを確認しPTさんにも繋げリハビリのプログラムを考えてくれていることを本人も理解してくれている。
もし、自身のみでの調理が困難になってきても、ヘルパーと共に今のOTさんと同じように調理支援を行うことも可能です。いつまでも自分で行えることが理想ですが、もし支援が必要になったしても調理を諦める必要はありません。今は他人と一緒に調理する事に慣れることを意識してリハビリしていきましょうねと話すと笑顔で『わかりました。』と仰っていました。
支援を輪を広げる他職種連携ってこういうことなんだな~って、
昨日のお天気のようにちょっとこころがほっこりしました。
Comments