『ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会中間整理令』に対する私見。(その②)
- 管理者
- 2024年12月19日
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さて昨日の続きです。
○ また、質の維持向上を図りつつ省力化を進める上で、ケアプランデータ連 携システムや様々なテクノロジーの活用による業務負担の縮減が期待される。 これらのテクノロジーの活用の促進に加え、事務的な業務のケアマネジャー から事務職員へのタスクシフトの促進が必要である。こうした取組は、若手 人材等へのケアマネジャー職の魅力発信にもつながる可能性がある。
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まだ、『ケアプランデータ連携システム』諦めていないんだ。
『事務職員へのタスクシフト』って。単独居宅介護支援事業所に専属の事務員いない事業所って結構あると思うけどな。どちらにしても新たな担い手への魅力発信にはならんでしょ。
事務員を雇える充分な介護報酬以外に魅力発信にはならんと思います。
○ また、法定業務以外の業務については、ケアマネジャーの業務上の課題と いうだけではなく、地域課題として地域全体で対応を協議すべきものであり、 基本的には市町村が主体となって関係者を含めて協議し、必要に応じて社会 資源の創出を図るなど、利用者への切れ目ない支援ができる地域づくりを推 進すべきである。・・・・。
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う~ん。その通りであり、その為に私も八千代市に貢献しているつもりですが、十年先の話をしているのかな?今のおきている諸問題について今、対処できることを検討してほしい。
(主任ケアマネジャーの役割や地域包括支援センターにおける業務の在り方)
しかしながら、現状としては、地域包括支援センターの主任ケアマネジャ ーは、介護予防支援業務や介護予防ケアマネジメントに多くの時間を費やしており、地域の実態把握などの時間が少なくなっている状況にある。 このため、ICTなどの活用により業務の効率化を進めつつ、居宅介護支 援事業所との役割分担等を通じて、本来の役割を十分に発揮することができ るよう取り組んでいくことが必要である。
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『介護予防支援業務や介護予防ケアマネジメント』はだれのお仕事なのでしょうか。
『居宅介護支 援事業所との役割分担等を通じて』って私は居宅介護支援事業所の仕事ではないと制度解釈しています。
○ このように、主任ケアマネジャーは、地域や居宅介護支援事業所内におけ る比較的経験の浅いケアマネジャーへの指導・育成の役割があることを踏ま え、国は、制度的位置付けを明確化することを検討するとともに、その研修 の在り方や居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのそれぞれでの役割 に応じた評価の在り方についても検討することが適当である。
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私の周りには、新たな担い手はおらず、経験の浅いケアマネジャーさん居ないんですが・・・。行政主導の地域ケア会議にも助言者として参加していますが、事例提供者が主任ケアマネさんだったりして、違う視点と言う面で事例を同じケアマネジャーという立場で
客観的に見つめ直す意味では私の参加意義はありますが、それは『比較的経験の浅いケアマネジャーへの指導・育成の役割』と言う意味ではない。
『2.人材確保・定着に向けた方策について』の項目で○ 現在のケアマネジャーの年齢構成等を踏まえると、10 年以内には、ケアマ ネジャーの担い手は急激に減少していくことが見込まれ、幅広い世代に対す る人材確保・定着支援に向けて、様々な取組を総合的に実施することが必要 である。特に、ケアマネジャーとして従事している者が、引き続きやりがい を持って、業務に従事し続けられるようにすることが重要である。って記載しているのに。的外れ感ハンパないなぁ。
だから、○ また、主任ケアマネジャーのケアプラン点検における位置付けを検討する とともに、個々の居宅介護支援事業所と地域包括支援センターにおける主任 ケアマネジャーの配置について、主任ケアマネジャーになるための研修の在り方の検討などまずは主任ケアマネジャーの確保に努めることが重要である。な~んて『研修』ありきの話になるんだろうな。
(ICTの効果的な利活用の推進)
○ ICTの活用による業務効率化を実現し、専門業務に時間を充当できるよ うにすることが質の向上につながるものである。
○ ケアマネジャーの業務効率化の観点等から、ケアプランデータ連携システ ムのさらなる普及促進を図ることが重要である。ケアプランデータ連携シス テムは地域全体で進めていくことがより効果的であるところ、連携する介護 サービス事業所側の導入が少ないとの指摘があった。このため、国とともに 都道府県や市町村は、その普及・周知に取り組んでいくことが重要である。 また、国においてAIによるケアプラン作成支援に向けた調査研究を進める ことが重要である。
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『ケアプランデータ連携システ ムのさらなる普及促進を図ることが重要である。』
・・・更なるって・・・。
導入から数か月は費用一切無料!!ってすれば皆導入すると思うのだけどな。一度利用して効率化を体感したらその後は皆お金払ってでも使うんじゃないかな?それぐらいケアプランデータ連携システムに自信がおありみたいなので。
私みたいに古いケアマネジャーは昔50件担当を経験しており、また、施行当初より紙媒体でのやり取りに慣れているから、データ連携システム利用したらプラスになるのはわかるんですが、使わなくてもマイナスになるイメージが持てないのだろうな。
ケアプラン原案はAIが作成。でもあくまでも作成支援なので、地域の主任ケアマネジャーが
原案チェックを行う。そんな未来を予見してしまう。その時。主任じゃないケアマネジャーはどうなっているのかな。
私見。この仕事を継続したいなら主任ケアマネジャーになれる方はなっておいた方が良いと思います。(あくまでも私見ですよ~。)
あ~。
また時間が足りない!!すみません(その③)へ続きます。
(もういらない!?(;'∀')。そんなこと言わずお付き合いください。)
その②までやって気が付いた。
もう一つ私見。 もう介護支援専門員なんて言わないで、ケアマネジャーを正式名称にしちゃえば?
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