先日お仲間のケアマネさんより、『担当している利用者さんが熱があり味覚が感じられないと言っている。精神疾患もあって、本人の発言も事実なのかの判断が難しい。ヘルパーさんが入らないと生活出来ないのだけど、ヘルパー事業所から訪問できないと言われどうしようか悩んでいる。』と連絡がありました。
その方は、結果的に主治医からコロナでは無いだろうとお話しがあり、ヘルパーさんも通常通り入ってもらえるようになり一件落着したみたいですが、別の方からも、利用者に熱があり、ヘルパーが訪問出来ないと相談を受けた事があります。
もちろん、ヘルパー事業所に対し強制はできませんし、そもそもその状況下、我々ケアマネジャーが訪問するかどうかも事業所の判断になると思います。ケアマネジャーは訪問しないのに、ヘルパーさんは生活を支えているから訪問しろはどうかとも思います。逆に利用者が困ると安易に訪問する事もどうかとも思います。
でも、施設ならそうはいきませんよね。おそらく、すぐ検査をし対応を取ると思われますが、その間、誰も入室せず食事も与えないような非人道的な事はしないと思います。
保険者単位での具体性を持った対応マニュアルや疑わしい要介護者の受け入れ先や支援者の確保が必要かと思いますが、受け入れ先や支援者に対しての確保や報酬等加味すると市単独で行動に移すことは難しいでしょう。
東京都の医師会は、施設入所に対しPCR検査を必須とし、陰性である事を入所条件にするべきと提言しているみたいですが(検査料誰が出すんだろう?)、先日医療系職種の方と話す機会があった時に『医療職の方の中にも、ブラジル的な考えまでとは言いませんが、コロナは風邪の一種。重症化するのは稀と話している方もいます。』と言っていました。想像ですが、若い患者さんが多い病院なのかもしれませんね。
我々、高齢者に接する機会が多い方とそうでは無い方の温度差を強く感じます。
『高齢者に接する仕事だからコロナ気にしないといけないなら、この仕事辞めます。』と、また人材が流出していくのは嫌だな。『そんな考えの奴!辞めてもらって結構!!』と以前なら思ったかもしれませんが、人材不足の現実そうは言えません。やはり、安心できる感染予防対策と、『想い』の共有が大切なんだと思います。『想い』伝わるかな?
『感染力は〝想い”の方が強い!!』と信じ頑張ろ!!
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